東大阪はいい所がいっぱい!!潮住建のスタッフが取材したスポットを、
イコマちゃんウシオくんがご紹介します。
俊徳道の駅についたで。静かできれいな駅やなぁ。
駅周辺が再開発されてキレイになったのよ。駅前がロータリーになっているから、車での送迎もラクになったわね。
駅の1階にはいろんなお店が並んでるで。スーパーやろ、ドラッグストアやろ、百均ショップもあるやんか。
スーパーは夜10時まで営業していて、銀行ATMや公共料金の支払い窓口もあるんだって。外出ついでにパパッと済ませられるから便利よねぇ。
便利な場所やけど、思いのほか静かやねんなぁ。この前行った布施と近いのにえらい違いやで。あれ? もう1つ駅舎が見えるけど…。
あれはJRおおさか東線ね。2008年にJR俊徳道駅が開業したのよ。なんと新大阪駅まで直通で25分! 大阪駅にも30分足らずで行けるんだって。
新大阪まで乗り換えなしやったら、新幹線にもすぐ乗れるやん! 旅行とかも行きやすくなるなぁ。
うちのお父さんは、出張に利用しているわ。時短になったって喜んでいるわよ。
しかし『俊徳道』って変わった駅名やなぁ。聞いたことないわ。
この地名、実は『俊徳丸』って人の名前に由来しているの。
俊徳丸⁈ えらい格好ええ名前やん。
名前だけじゃなく、頭脳明晰な美青年だったらしいわよ。高安山麓に住んでいた13歳の時に、四天王寺の稚児舞楽を演じる稚児に選ばれたんだって。俊徳丸が当時通っていた高安から四天王寺への道筋が『俊徳街道』。この駅の辺りを通っていたのね。
稚児舞楽ってよう知らんけど、選抜されたってことは、ほんまに男前やったんやろうな。
隣村に住む蔭山長者の娘に見初められて恋仲になったというから、きっと素敵だったんでしょうね。
男前は何をしても格好ええからな。見てみ、僕がそうやん!
ウシオくんみたいに自画自賛じゃなくて、妬まれるほどだったのよ。あまりの格好よさから自分の継母に呪いをかけられて失明したっていうわ。
ほんまに? 男前すぎてえらい目におうたんや、かわいそうに。
家も追い出されて、四天王寺周辺で物乞いをしていたんだって。でもその頃に蔭山長者の娘と再会するのよ、ロマンチックねぇ。そのあと、観音菩薩の力で病気を治してもらうの。もちろん二人は結婚して幸せに暮らしましたとさ。
めでたし、めでたしや!
さすがモノづくりの東大阪、この辺りも町工場が目につくなぁ。
NHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』の舞台にもなったくらいだものね。
舞ちゃんがパイロットを目指す話やんな! 飛行機を操縦する姿に憧れたわ。
その主人公、舞ちゃんの通っていた小学校がこの旧三ノ瀬小学校。ここがロケ地なのよ。もう閉校しているけど、テレビでは子ども時代の舞ちゃんが元気に走り回っていたよね。
えぇっ! 一目でもええから僕も舞ちゃんを見たかったなぁ。
お父さんのネジ工場の再建に奮闘したり、東大阪の工場と職人の技術を守るために会社を立ち上げたりしていたわよね。
最終回は舞ちゃんが開発に協力した『空飛ぶクルマ』のパイロットとして、五島列島を飛んでたやろ。東大阪の子が空へ羽ばたくとか、夢があるよなぁ。
東大阪は工場のガイドツアーや職人体験なんかもやっていて、市が一丸となって町工場を盛り上げようとしているの。ウシオくんもオープンファクトリーに行ってみたらどう? 夢が見つかるかもよ。
せやな。僕も東大阪のモノづくりを勉強して、もっと舞いあがるで!
次回Vol.16「長田」