潮住建
USHIO-JYUKEN

東大阪暮らし

東大阪はいい所がいっぱい!!潮住建のスタッフが取材したスポットを、
イコマちゃんウシオくんがご紹介します。

Vol.11 「弥刀」

住民が自らの手で生活を築いてきた街
東大阪市の中でも南西部に位置する「弥刀(みと)」地域は、大阪市や八尾市と隣接しています。近鉄大阪線の弥刀駅からは上本町方面への列車が出ており、鶴橋駅で乗換をすれば、そのまま難波方面に向かうことも可能です。そのため、大阪メトロ各線や大阪環状線、京阪電車なども利用しやすく、交通の便が良い地域といえるでしょう。半世紀以上の歴史を誇る「金物団地」も弥刀駅の北東に位置しています。
地図

水戸(みなと)の守り神「彌刀神社」

弥刀神社
弥刀神社
弥刀神社
弥刀神社
イコマちゃん

ここが彌刀神社よ。どうしてこの地域が弥刀と呼ばれるようになったか知ってる?

ウシオくん

うーん、見当がつかんな。

イコマちゃん

今の大和川は付け替えられたものだって前にも話したことがあったよね。実はこの神社も、昔の大和川が決壊したせいで社殿が流されてしまったという記録があるの。

ウシオくん

そりゃ大変やったなぁ。でもなんで弥刀って地名になったん?

イコマちゃん

よく水害が起こっていたこの地域で、「水戸(みなと)の守り神」として弥刀神社が置かれていたからなのよ。

ウシオくん

なるほど! 水戸って字が弥刀に変わったんか。

イコマちゃん

本当なら村の方向(東)にあるはずの社殿が、川の方向(西)に構えられているのもそのためだといわれているわ。

ウシオくん

もしかしたら近江堂っていう地名も、水戸に関係してるんとちゃうか。

イコマちゃん

ウシオくん、なかなか鋭いわね! このあたりに大きな水戸があったことから大水戸(おおみと)と呼ばれていて、それが訛って近江堂(おおみどう)になったんだって。

ウシオくん

やっぱりそうやったんか。僕の勘もさえてるなぁ。

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弥刀駅
弥刀駅
金物団地
金物団地

なんか、めっちゃ『ものづくりの町』って感じの場所に来たで!

ウシオくん

いろんな会社が立ち並んでるわね。

イコマちゃん

金物って僕らの周りでもいっぱい使われてるし、ここからいろんなものが生まれるって考えたらすごいなあ。

ウシオくん

ウシオくん、たまにはまともなこと言うじゃない! 金物だけじゃなく、暮らしを支えるたくさんの商品を作っているんだって。

イコマちゃん

へぇー。そんならきっと歴史も古いんやろうな。

ウシオくん

50年以上も前に誕生したのよ。これからも私たちの生活に役立つ製品を開発してくれるんじゃないかしら。

イコマちゃん

僕も将来社長になって、金物団地に貢献しよか。

ウシオくん

すぐ調子に乗るのは相変わらずね。

イコマちゃん

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「久宝寺緑地」で季節に合わせた楽しみを

弥刀神社
久宝寺緑地
弥刀神社
久宝寺緑地
ウシオくん

緑いっぱいの公園が見えてきたで。あれ? 久宝寺緑地って確かお隣の八尾市にあったんちゃう。

イコマちゃん

弥刀からも近い久宝寺緑地、実はその一部は東大阪市なのよ。

ウシオくん

そうなんや! まったく知らんかったわ!

イコマちゃん

夏にはプールがオープンするし、春から秋にかけてはバーベキューもできるのよ。冬はイルミネーションに彩られるって素敵よね。年がら年中楽しめる公園が近所にあるなんてすごく嬉しいわ。

ウシオくん

僕やったらここで一日、いや一週間潰せるわ!

イコマちゃん

ウシオくんらしいわね。私は冬のイルミネーションが楽しみだわ。

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弥刀まとめ
商店街や工業団地があり、東大阪らしい空気感の漂う「弥刀」。水害から地域を守ろうとしたり、産業に不可欠な技術を発展させたりと、人々が自らの手で生活を築いてきた歴史を感じられる場所です。ぜひ足を運んで、弥刀での暮らしを体感してみてください。

次回Vol.12「永和」

Vol.10:小阪

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