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中古物件の賢い買い方Vol.7

中古物件の賢い買い方とは?
それは、この業界で30年以上の実績がある潮住建がこっそり、
お教えいたします。

立地の情報あれこれ

立地は住宅の価値に大きく影響します。マイホームを購入する際は、立地の情報もしっかりと収集することが大切です。
とはいえ、知らないエリアでの購入を考えている場合は、土地勘がないためどの立地が良いのか悩みますよね。そこで本記事では、立地選びに際して押さえておきたいポイントをわかりやすく紹介します。住宅購入で後悔しないために、自分や家族にとって最適な場所を選択しましょう。

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立地選びで押さえたいポイント

マイホームを購入時の立地選びで押さえたいポイントは、利便性・快適性・安全性・将来性の4つです。この4つを軸に、住む人のライフスタイルや住宅購入の目的に合わせた立地を選びましょう。

■利便性

利便性は立地選びで第一に挙げたいポイントです。通勤や通学にかかる時間は、できるだけ短縮したいものです。

利便性というと、多くの人が駅からの距離で考えます。駅から近いと確かに便利ですが、そのぶん価格も上がりがちです。予算とのバランスで、バスや自転車といった交通手段も考慮しましょう。

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利便性を確認する際は、地図では読み取れない情報も考えるようにします。
例えばバスの場合は道路事情によって運行時間が左右されます。通勤・通学時間帯の道路の混み具合や運行本数のチェックが必要です。自転車で駅まで移動する場合は、駐輪場の位置も確認しておきましょう。通勤や通学にかかる時間は「ドア・ツー・ドア」で考えるのが基本です。

また、生活を営む上では、病院や役所、学校、図書館、公園などの公共施設や、スーパーやドラッグストアといった商業施設の利用が欠かせません。そういった日常の行動範囲を想定して、シミュレーションしておきましょう。

■快適性

快適性も立地選びで特に重要なポイントです。その土地に長く住むことを考えると、できるだけストレスや疲労といった負荷はかけたくありません。快適に暮らすために重要なのは周辺の環境です。

例えば騒音。幹線道路が近くにあるとわかっていれば、騒音の予測はつきますが、路地のような細い道でも、交通量や人の往来が多いことも考えられます。学校に近い立地を選ぶと、チャイム音や校内放送などに悩まされるかもしれません。その反面、学校が近いと安全性や防犯性が高いといえます。

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なぜなら、通学路は人目が多く、警察や地域のボランティアが巡回を強化するのが一般的だからです。さらに、避難場所に指定されている学校が近くにあれば、いざという時も安心。お子さんの登下校も安全ですし、学校行事にも徒歩で行けます。メリットとデメリットの両面を踏まえて、立地選びの優先順位を決めておくのが有効です。

また、子育てやペットの散歩などを考慮して、公園や広場といった自然環境を重視する人も増えています。確かにリラックスできる場所が近隣にあると快適ですが、自然が多いということは鳥や昆虫も集まりがち。カラスや虫が苦手な人にはおすすめできない立地といえます。

何をもって快適と感じるかは人それぞれです。そのため、快適性をチェックする場合は、実際にそのエリアを歩いてみることをおすすめします。時間帯を変えたり、平日と休日両方の様子を見ておくとよいでしょう。

■安全性

立地の安全性は、女性の一人暮らしや小さな子どものいる家庭では一番に気になるポイントでしょう。通学や通勤に使う道を夜間に歩いてみて、人通りの多さや道路の明るさなどを確認しましょう。また、道路など公共施設の清潔さもひとつの目安になります。掃除が行き届いていれば、自治会や町内会の手がきちんと行き届いているエリアだと判断できます。
地域の安全性を判断する際は、災害発生時の被害度合いも調べておきましょう。国土交通省のハザードマップポータルサイト(https://disaportal.gsi.go.jp)では、洪水や津波、土砂災害、地震など、地域ごとの災害予測地図の閲覧が可能。事前に安全性を確認しておくのが賢明です。

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■将来性

将来性とは土地の価値のこと。土地の価値は建物に比べて下がりにくいとされているため、マイホームを資産と考える場合、立地選びの大切なポイントとなります。

土地の価値は「みんなが住みたいと思うエリア」または「人が集まるエリア」かどうかで決まります。若者や子どものいる家庭が少ないエリアは今後の過疎化が予想されるため、将来的な価値が下がるかもしれません。一方で、新しい駅や商業施設が開業する予定のエリアなどは、人の流入増が期待されるので、価値の向上が見込めます。一方で、新しい駅や商業施設が開業する予定のエリアなどは、人の流入増が期待されるので、価値の向上が見込めます。

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マイホーム購入後は10年、20年という長期間をそのエリアで暮らすことになります。また、将来的な引っ越しや相続を考えても、なるべく資産は減らしたくないところです。立地選びの際は、将来そのエリアがどのように発展するかをよく考えるようにしましょう。

ここでは中古物件を購入する際の、立地選びの4つのポイントを紹介しました。マイホームの購入は、一生で最も高額な買い物といっても過言ではありません。だからこそ、後悔しない物件を選びたいもの。建物の良し悪しだけでなく、立地にもこだわって物件を選ぶには、地域について詳しい不動産業者を選ぶことが大切です。中古住宅物件販売に実績がある地域密着型の「潮住建」に相談してみてはいかがでしょうか。

vol.6「築年数が古い中古物件の注意点とは?」